PR

【山形神室岳】3つのピークを越えて山形神室岳まで

山登り

記事の内容は執筆時点での情報になります。
現在の情報については公式サイトやSNSにてご確認ください。

笹谷峠駐車場を挟んで、北側にあるのが山形神室岳

そして、南側にあるのが雁戸山
⇒【雁戸山】天候に恵まれた雁戸山、初めての7時間超え!

【雁戸山】天候に恵まれた雁戸山、初めての7時間超え!
今回は、北蔵王を代表する名山のひとつ、雁戸山(がんどさん)に登ってきました。雁戸山は、北雁戸山&南雁戸山からなる双耳峰。大好きな稜線歩きができる山として、以前から気になっていたんです。雁戸山とは山形県と宮城県の境となっている雁戸山は、北雁戸...

先月登った雁戸山は“男性的な山”、今回登った山形神室岳は“女性的な山”と例えられることがあるようですが、まさにその通り!
実際に両方とも登ってみて、その例えに納得しました。

スポンサーリンク

山形神室岳とは

山形神室岳は、その東に位置する仙台神室岳の兄弟峰で、一般的に神室岳というと仙台神室岳のほうを指します。
その神室岳と区別するために、山形神室岳または最上神室岳と呼ばれているんですね。

のびやかに広がる稜線が美しい山形神室岳は、笹谷峠の南にそびえる雁戸山とは対照的。
男性的な雁戸山と比べ、そのたおやかな山容は女性のような山であると例えられることも。

山形神室岳は、終始素晴らしい展望と花々に恵まれ、高山的な景観を楽しみながら稜線歩きを堪能できます。

出典:やまがた山

[table width=”100%” class=””]
[tablerow title=”標高” icon=”icon-email” align=”center” class=”” bgcolor=””]
[tablecell align=”center” class=”” bgcolor=””]
1344m
[/tablecell]
[/tablerow]
[tablerow title=”日程” icon=”icon-calendar” align=”center” class=”” bgcolor=””]
[tablecell align=”center” class=”” bgcolor=””]
日帰り
[/tablecell]
[/tablerow]
[tablerow title=”登山適期” icon=”icon-leaf” align=”center” class=”” bgcolor=””]
[tablecell align=”center” class=”” bgcolor=””]
5月~11月
[/tablecell]
[/tablerow]
[tablerow title=”グレーディング” icon=”icon-star” align=”center” class=”” bgcolor=””]
[tablecell align=”center” class=”” bgcolor=””]
体力度:2/技術的難易度:A
[/tablecell]
[/tablerow]
[tablerow title=”チェックポイント” icon=”icon-torigate” align=”center” class=”” bgcolor=””]
[tablecell align=”center” class=”” bgcolor=””]
大関山/ハマグリ山/トンガリ山
[/tablecell]
[/tablerow]
[/table]

スポンサーリンク

山形神室岳の登山コース

山形神室岳への登山コースは以下の1ルート。
ほかにも高瀬地区高沢集落から清水峠経由で登る登山コースがありますが、距離が長く、沢渡りのある急登があるので上中級者向けになります。

[label title=’山形神室岳の登山コース’ color=’#709630′ icon=’icon-sports-shoe’ text=” class=”]

[table width=”100%” class=””]
[tablerow title=”①関沢・笹谷峠コース” icon=”” align=”center” class=”” bgcolor=””]
[tablecell align=”center” class=”” bgcolor=””]
片道:2時間45分
[/tablecell]
[/tablerow]
[/table]

山形神室岳の登山口は笹谷峠駐車場にあります。
広場から左へ、ジグザグの上り坂を進むにつれて展望が広がります。
大関山、ハマグリ山、トンガリ山の3つのピークを越えると、ロープのある岩場の急登。
注意すべき危険な箇所はここだけでしょう。

スポンサーリンク

山形神室岳登山口~大関山

山形神室岳の登山口は笹谷峠駐車場。
笹谷峠駐車場は、山形神室岳だけでなく雁戸山登山の駐車場にもなっているため、週末は登山者の車でいっぱいになります。
トイレも設置されているので、安心ですね。

標識の文字が見えづらくなっていますが、こちらが山形神室岳の登山口。

序盤は生い茂った草木をかき分けながら・・・
まるでジャングルの中を突き進んで行くかのようです。

登山口から北へ、まずは急な斜面の登りになります。

まだ7月だというのに、まさか、もう紅葉??

セミのぬけ殻も発見しました!

これは、弾痕笹(だんこんささ)と呼ばれる現象。
笹の葉がまだ新芽で丸まっている時期に、その一部を虫がかじるとこんな風に弾痕のような穴があくのだそう。

稜線に乗り上げると傾斜は少なくなり、広場のような開けた場所に出ます。
どうやら、ここが1つ目のピーク、大関山の山頂のようです。

↑ミヤマシシウド

ここから南側に目をやると、雁戸山が見えます。
笹谷峠駐車場も眼下に見えますね。

スポンサーリンク

大関山~ハマグリ山

大関山を後にし東に折れると、気持ちの良い稜線歩き!
手前の山の頂に、ほかの登山者の姿が見えます。

ハマグリをひっくり返したような形に見えることから、ハマグリ山と呼ばれているそうです。

ハマグリ山の山頂には、ハマグリの貝殻がいっぱい!

先に山頂で休憩をとっていた人の話では、最初1枚しかなかったハマグリの貝殻が、いつの間にか増えてこのような状態にまでなったとのこと。
なんだか面白いですよね!

ハマグリ山山頂からは眺めも良く、快晴でないのが悔やまれます。

スポンサーリンク

ハマグリ山~トンガリ山

ハマグリ山から先の方に目を向けると、手前に見えるのがトンガリ山
言うまでもなく、山頂がとんがっていることから付けられた名前だそうです。

ハマグリ山を越えると、その先に待ち構えていたのは、岩場の急な下り!
その急さ加減といったら、思わず足がすくんでしまうほどです。
転倒したら間違いなく一大事になるので、しっかりロープも設置されています。

これまでの稜線歩きがあまりにもなだらかだったので、そのギャップに足が止まってしまいました。

ロープは左右に1本ずつ取り付けられていますが、わたしは山形神室岳に向かって左側のロープを使って下りました。
何とか無事に下りた後、岩場を振り返ってみると・・・

やっぱり度肝を抜く迫力です。
どうしてここだけこんな風になったのでしょう??

 

山形神室岳の登山道で唯一とも言える危険箇所を過ぎれば、また開放的な稜線歩きが続きます。
尾根から西のほうに目をやると、茶色い山肌をむき出している山が。

夏の花たちもにぎわいを見せていました。
こういう登山道、大好きです!

基本的に歩きやすい登山道が続きますが、一部このような箇所もあるので、滑ったり木の根っこに引っかかったりしないように注意してくださいね。

まもなくしてトンガリ山の山頂に到着。
トンガリ山への稜線歩きは急な登りでしたが、山頂まで登ってみると、それほどとんがっている感じはしませんでした。

スポンサーリンク

トンガリ山~山形神室岳山頂

トンガリ山の山頂にはハマグリ山のような展望はなかったので、休憩もそこそこに出発。
相変わらず、大好きな稜線歩きが続きます!

稜線歩きはわたしの大好物ですが、さすがにここまでのびやかな尾根が続くと、だんだん単調になってくるもの。
そんなタイミングで、いかにも「登っている!」と実感できるこんな岩場が登場したりするので、飽きることなく山登りを楽しめます。

そんなこんなで長い稜線歩きの折り返し地点、山形神室岳山頂に到着です!

山友のKさんと一緒に三角点タッチ。

展望の良い尾根をピストンで楽しめるなんて、ものすごく贅沢ですよね!

下山後は、“奇跡の薬湯”で有名な『笹谷温泉 湯元 一乃湯』へ。

笹谷温泉 湯元 一乃湯 薬湯

心身ともに癒された山登りになりました。

スポンサーリンク

山行記録まとめ

[label title=’活動時期’ color=’#709630′ icon=’icon-calendar’ text=” class=”]
2018/7/18(水) 9:24~14:35

[label title=’軌跡・時間・距離’ color=’#709630′ icon=’icon-clock’ text=” class=”]

コメント

タイトルとURLをコピーしました