朝ラーのCMでおなじみ!山形市『こうじ屋』の煮干しラーメンが激ウマ!
「山形の県民食=ラーメン」と言われるほど、ラーメンをこよなく愛する山形県民。そんなラーメン好きの山形県民ならではの食べ方が、朝からラーメン、いわゆる朝ラーです。
朝ラーをやっているお店はいくつかありますが、その中でもCMでおなじみのラーメン屋さんが山形市の『こうじ屋』。今回は朝ラーではありませんが、煮干しのラーメンが美味しいという『こうじ屋』をレポートします。
『こうじ屋』ってどんなお店?
山形ビッグウイングの東側、道路を挟んだ真ん前にあるラーメン屋さんが、今回ご紹介する『こうじ屋』です。メニュー写真と朝ラーののぼりが目を引きます。
こちらの『こうじ屋』は、もともと『肉そば大将』というお店で、2019年に移転リニューアルオープンしたお店なんだそう。ちなみに、お店の歴史をもう少し踏み込んで説明すると、『肉そば大将』→店名を変更して『ラーメン大将』→場所を移転して『こうじ屋』となったようです。
そのため、すでにお店には大勢のファンがついているらしく、ランチタイムは満席状態!お昼時から少し時間を遅らせて行っても、座席数の8割はお客さんで埋まっているという人気ぶりです。2019年にオープンしたにもかかわらず貫禄ある雰囲気が伝わってくるのはそのためでしょう。
『こうじ屋』に行ってみた
『こうじ屋』は食券制になっていて、入り口から入ってすぐのところに券売機があります。5千円札と1万円札は使用できないので、両替が必要な場合はスタッフさんに申し出てくださいね。
『こうじ屋』は人気店ゆえに、営業時間内でもスープが完売してしまえばその日の営業は終了してしまいます。この日は、狙っていた看板メニューの「鳥中華」と「肉そば」がすでに完売してしまっていました。
ラーメンを提供しているそば屋さんは至るところにありますが、そばを提供しているラーメン屋さんは珍しいですよね。『こうじ屋』はもともと肉そばがメインのお店だったので、その名残りがメニューにしっかり残っているのでしょう。
『こうじ屋』には、2人掛けのテーブル席のほかに靴を脱いで座る座敷席もありました。
『こうじ屋』のメニュー
では、『こうじ屋』のメニューをご紹介しましょう。
『こうじ屋』のメニュー
- 肉そば:並750円/大850円/特950円
※お子様メニューもあり(ジュース・お菓子付き)420円 - ざるそば:並680円/大780円
- コリコリ親鳥入りざるそば:並780円/大880円
- 鳥中華:並750円/大850円/特950円
※お子様メニューもあり(ジュース・お菓子付き)420円 - 全粒粉ざるラー:並680円/大780円
- コリコリ親鳥入りざるラー:並780円/大880円
- 油ラーメン:小710円/中810円/大910円
※天カス・ピリ辛キムチ・マヨネーズ無料 - うまにぼし醤油:小700円/中770円/大870円
- 特にぼし醤油:小800円/中870円/大970円
- うまにぼしみそ:小710円/中780円/大880円
- うま辛みそ:小800円/中870円/大970円
- 焼豚スペシャル(しょうゆ・みそ)990円
※大盛り無料 - 冷やしタンタン(季節限定):並820円/大920円
- 焼豚めし:並770円/肉1.5人前990円
- ミニ焼豚丼:単品310円/麺とのセットで260円
- 半ライス 100円
- ライス 150円
- 穂先メンマ 230円
- 焼豚単品 310円
- トロトロ味玉 140円
- 辛みそ単品 90円
- キムチ 110円
- コーン 110円
- コーラ 180円
- ビール 640円
『こうじ屋』の前身が『肉そば大将』だったということもあって、「肉そば」は『こうじ屋』の人気メニュー。そのほか、もともとはそば屋さんだったことから、「鳥中華」も『こうじ屋』の看板メニューとなっています。
人気メニューや看板メニューがはっきり分かっている場合は、できるだけそのメニューを注文しようと心がけているのですが、今回はあいにくどちらもすでに完売状態だったので、気になるこちらの「うまにぼし醤油」を注文することにしました。
「うまにぼし醤油」は、移転リニューアル後に人気を集めているラーメンです。長崎産の肉厚な煮干しをスープの出汁に使っているため、煮干し特有のえぐみがなく、煮干しの香りが主張しすぎません。煮干しの出汁が苦手だと言う人にもおすすめの一杯になっています。
『こうじ屋』のうまにぼし醤油を食べてみた
今回は、天童市のスムージー専門店『ベイビーグリーン(Baby Green)』に行った後であまりお腹が空いていなかったので、小サイズの「うまにぼし醤油」にしました。
背脂がたっぷり浮いたスープで、見た目はこってり系のラーメンです。煮干し出汁の上品な香りが食欲を刺激します。
トッピングされている大きなチャーシューは、じっくりと焼き上げたうえ窯でいぶした本格的な味わいです。たっぷりの青ねぎと、スープの下に沈んでしまっていますが鳴門(なると)もトッピングされています。
自家製麺が自慢の麺には全粒粉とパスタ用のデュラム小麦が配合されているため、栄養豊富なうえ食べごたえがあるのが特徴です。
持ち上げてみるとあまりの長さにびっくりする穂先メンマ。柔らかくて味が染みていて、「こんなに美味しいメンマがこの世の中にあったんだ…!」と感動してしまうほどの美味しさでした。
『こうじ屋』の「うまにぼし醤油」は、背脂たっぷりの見た目からこってり系のラーメンかと思いきや、上品な煮干しの香りが漂うスープで思ったよりもあっさりいただけました。小サイズでもわたしにとっては普通盛りに近い量感だったので、十分お腹が満たされましたよ。
とにかく、とっても美味しいラーメンでした!
おまけ
『こうじ屋』では、家庭でもお店の味が楽しめるようにと、鍋を持参するとラーメンをお持ち帰りできる鍋ラーというシステムができました。朝ラーという言葉自体やっと耳慣れてきたわたしが、鍋ラーという言葉に衝撃を受けたのは言うまでもありません。
テイクアウトしづらいラーメンを家庭の鍋を使ってテイクアウトするというアイデアに脱帽です。
『こうじ屋』の営業時間やアクセス
『こうじ屋』の営業時間やアクセスなど、店舗情報は以下になります。
『こうじ屋』の店舗情報
- 住所:〒990-0076 山形県山形市平久保16-8
- 電話:023-625-7273
- 営業時間:7:00~9:00(朝ラー)/11:00~17:00
- 定休日:金曜日
- 座席:テーブル席、カウンター席、座敷
- 個室:なし
- お子様メニュー:あり
- テイクアウト:あり(鍋ラー)
- 駐車場:あり
- 支払い方法:現金(食券)
- ホームページやSNSなど:なし
朝ラーは、みそ・しょうゆ・鳥中華の3種類にメニューを絞って営業しています。1日のはじまりに活力を与えてくれる朝ラー、いつか食べてみようかな〜。
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