天童市の山寺街道『そば処 泰光』の夏季限定メニュー・冷たいたぬき中華レビュー!
周りを田畑に囲まれた、のどかな山寺街道にお店を構えている『そば処 泰光』。近くに山寺という山形を代表する観光名所があることから、大型バスでやってくる観光客の団体が昼食によく利用している蕎麦屋さんです。今回は天童市の山寺街道にある『そば処 泰光』の夏季限定メニュー・冷たいたぬき中華をレビューしたいと思います!
『そば処 泰光』ってどんなお店?
『そば処 泰光』は昭和45年に創業したそば屋さんで、もともとは中華そばとラーメンのお店でした。当時は近所に食堂がなかったので、先代である創業者が地元の人たちのために開業したそうです。周囲が田畑に囲まれているため、農作業の繁忙期には出前を行ったり、収穫の時期には刈り上げ祭の宴会に利用されたり、また、地元民の法事や法要の際に利用されたりと、地域に根ざしたお店になっています。
また、近くに山寺があることから遠方のお客さんが来店することも多く、観光ルートに組み込まれることも多いそうです。なかには毎年さくらんぼの時期に決まって訪れる数年来の常連客もいて、そういったことからも安定した人気を誇っているそば屋さんだということが分かりますね。
最初は中華そばとみそラーメンという2つだけのメニューからスタートした『そば処 泰光』ですが、現在ではそばやうどん、丼ぶりなどのご飯ものも提供していて、そば処でありながら定食屋さんのようなラインナップになっています。
『そば処 泰光』に行ってみた
まだ梅雨のじめじめとした気候が続く7月半ば、冷たい麺をということで『そば処 泰光』を訪れました。
のどかな場所に構えているお店ですが、立谷川工業団地に勤めている人や観光客が来店するため、ランチタイムはにぎわいます。店内の様子を撮影したかったのですが、お客さんがいっぱいで満席状態だったため断念しました。
小上がりになった座敷に座って壁を見上げると、いまや『そば処 泰光』を代表する人気メニューとなった「たぬき中華」や「本わさび付盛りそば」などが大々的にアピールされていました。
山形ならではの「げそ天」や「山菜の天ぷら」なども提供されているので、メインとの組み合わせを考える楽しみもありますね。
『そば処 泰光』のメニュー
さて、ここからはまるで定食屋さんのような『そば処 泰光』のメニューを紹介します!
『そば処 泰光』のメニュー(冷たい蕎麦・うどん)
- 特大海老天ざるそば・うどん 1,870円
- 天ざるそば・うどん 1,540円
- 鴨板そば・うどん(冷たいそばを温かい鴨汁でどうぞ) 1,080円
- 本わさび付盛りそば・うどん 1,190円
- 板そば・うどん 740円
- 板そば・うどん特盛り 1,250円
- くるみうどん(滋味豊かなくるみを練り込みました) 740円
- 【夏限定メニュー】冷たいたぬきそば・うどん 880円
『そば処 泰光』のメニュー(温かい蕎麦・うどん)
- 天ぷらそば・うどん 1,260円
- 鳥そば・うどん 860円
- 鴨そば・うどん 920円
- たぬきそば・うどん 740円
『そば処 泰光』のメニュー(ご飯もの)
- 天重 1,030円
- 牛丼 810円
- うな重 1,820円
- たぬきライス(ご飯の上にあげ玉とタレがかかっています) 330円
- チャーシューライス 330円
- ライス 220円
『そば処 泰光』のメニュー(サイドメニュー)
- 天ぷら盛り合わせ 900円
- あなご天 700円
- 野菜天 440円
- きのこ天 440円
- かき揚げ 300円
- ゲソ天 330円
- 山菜天(季節のみ) 500円
- ふきのとう天(季節のみ) 440円
- あけび天(季節のみ) 440円
- にしんの甘露煮 500円
『そば処 泰光』のメニュー(ラーメン)
- 中華そば 640円
- 辛ねぎ中華 810円
- チャーシューメン 930円
- しなちくラーメン 810円
- たぬき中華 740円
- 鬼たぬき中華(うま辛味のねぎがのっています) 870円
- 鳥中華 860円
- 鴨中華 920円
- ざる中華(冷たい) 740円
- 鴨ざる中華(冷たい中華麺を温かい鴨汁でどうぞ) 1,080円
- 【トッピング】辛ねぎ 150円
- 【トッピング】しなちく 150円
- 【トッピング】チャーシュー 300円
『そば処 泰光』のメニュー(お飲み物)
- ビール(大瓶) 670円
- 生ビール(夏季のみ) 620円
- 日本酒(一合) 380円
- 日本酒(二合) 760円
- 冷酒 1,050円
- ハイボール 500円
- ノンアルコールビール 400円
- ジュース 220円
『そば処 泰光』のメニュー(季節メニュー・夏)
- 冷たいたぬき中華 880円
- 冷たい鬼たぬき中華(うま辛味のねぎがのっています) 960円
- 冷やし中華 880円
- 冷たい中華 860円
『そば処 泰光』のメニュー(季節メニュー・冬)
- みそラーメン 880円
- みそ辛ねぎラーメン 970円
- みそチャーシューメン 1,080円
- みそしなちくラーメン 970円
- みそバターコーンラーメン 970円
※大盛りは100円増で、小盛りにすることもできます。
平日のランチタイム(11時〜14時)限定で、中華そばと半たぬきライスor半チャーシューライスのセットが800円で食べられます。
小鉢や漬物付きでこの値段はかなりお得!850円でたぬき中華に変更することもできますよ。
『そば処 泰光』の冷たいたぬき中華を食べてみた
『そば処 泰光』と言えば何と言ってもたぬき中華!店頭に並んでいるたぬきのお腹にも記されているように、たぬき中華がお店の看板メニューとなっています。このたぬき中華ですが、夏場は夏季限定メニューとして冷たいタイプが提供されるので、今回初めて冷たいたぬき中華をいただくことにしました。
配膳されてまず驚いたのが上に乗せられているチャーシューの大きさです。1枚ですが、その1枚が器の面積の半分ほどを覆っています。たぬき中華は、深さがなく直径の大きな器で提供されるのですが、それでもチャーシューがこんなに大きく感じられるのですから、普通の器に乗せたらさらに驚くことでしょうね。
チャーシューのほかにはしなちくとあげ玉、大根おろし、貝割れ菜、きゅうりが乗せられています。大根おろしときゅうりが夏にぴったりですね。透き通ったスープは全部飲んでしまえるほどあっさりしていて美味しく、汗ばむ季節にうれしい冷たさ。今回はげそ天も注文し、ときどきつまみながら冷たいたぬき中華と一緒にぺろりと平らげました。
ちなみにこちらは温かいたぬき中華。通年食べることができる人気メニューです。
スープをたっぷり吸って程よくふやけた、たっぷりのあげ玉が味のアクセントになっていてこれまた美味です。温かいたぬき中華か冷たいたぬき中華か、どちらにするか迷った場合は、その日の気候に合わせて選ぶようにすれば後悔しません。この日は蒸し暑かったので、夏季限定メニューの冷たいたぬき中華にして正解でした。
おまけ
お店の出入り口付近にある(いる?)のは、作られてからなんと100年経っているという「福たぬき」です。お地蔵様さながらにお賽銭と思われる小銭で周りを囲まれています。今はコロナウイルス感染防止のため触れることはできませんが、頭を撫でてあげると幸運が訪れるとか。そのうちいつか撫でてみたいものです。
『そば処 泰光』の営業時間やアクセス
『そば処 泰光』の営業時間やアクセスなど、店舗情報は以下になります。
『そば処 泰光』の店舗情報
- 住所:〒994-0051 山形県天童市奈良沢甲155-1
- 電話:023-653-1313
- 営業時間:11:00~19:30 (ラストオーダー19:20)
- 定休日:年中無休(火曜日は14時閉店)
- 座席:1階 座敷 32席、テーブル 16席、囲炉裏 4席、小部屋 10席
2階 宴会用 40人程度 - 個室:あり
- お子様メニュー:なし
- テイクアウト:なし
- 駐車場:あり(45台駐車可能)
- 支払い方法:現金
- 予約:可
- 貸切:可
- ホームページやSNSなど:ホームページ
店頭から店内まで、可愛らしいたぬきたちに癒やされる『そば処 泰光』。地元民だけでなく観光客からも親しまれている美味しいたぬき中華をぜひ食べに行ってみてくださいね!
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