山形市の霞城公園は、年間を通じてさまざまなイベントが開催される観光スポットです。
春のお花見シーズンには「霞城観桜会」をはじめ、夜桜ライトアップや出店を楽しむことができ、冬の「ウインターフェスティバル」では冬空を彩る壮大な花火が楽しめます。
霞城公園はJR山形駅から徒歩約10分という距離にあり、電車やバスなどの公共交通機関を利用しやすいのが特徴です。
その一方で、車で出かけたいというニーズに応えてくれる駐車場もしっかり設けられているため、状況に合わせて交通手段を選択できます。
この記事では、「山形霞城公園駐車場完全ガイド」と称して、霞城公園の駐車場情報を詳しく紹介。
お花見や花火を楽しむために車で霞城公園を訪れたい方に向けて、公園内の無料駐車場3か所や効率的なルート、利用する際の注意点を写真図解付きでまとめました。
霞城公園の開門時間・閉門時間

霞城公園は年中無休ですが、出入りするときに通る門には開門時間と閉門時間が設けられています。
霞城公園には東西南北それぞれに門がありますが、車で霞城公園を訪れる場合の入り口は「北門」のみになります。
北門以外の門は散策路として徒歩で通過することは可能ですが、車両進入禁止となっているため車で入りたい場合は注意が必要です。

霞城公園駐車場の全体ガイド
霞城公園の公園内外には、無料駐車場から有料駐車場まで複数の駐車場があります。
公園内にある無料駐車場は、お花見の時期など混雑が予想されるイベント時には早朝から満車になることが珍しくありません。
一方、公園外には複数の有料駐車場が点在しており、徒歩圏内でアクセスできる場合があります。
これらの駐車場は、イベント時の混雑を避けて車を停めたい場合に便利です。
霞城公園内の無料駐車場について
霞城公園内には整備された無料駐車場が3か所設けられています。

では、霞城公園内の無料駐車場①~③について場所やルートなどを詳しく紹介していきますね!
霞城公園内の無料駐車場①

霞城公園の北側から公園に向かって車を走らせていくと、前方に北門が見えてきます。

北門の奥には料金所のようなボックスがありますが、こちらは現在使われていないため気にしなくてOKです。

こちらの看板にも案内があるように、霞城公園内の無料駐車場は全部で3か所あります。
ボックスを過ぎた後、横断歩道のあるこちらがひとつめの分岐です。

横断歩道から左に曲がれば無料駐車場①②③、まっすぐ進めば無料駐車場③に着きます。

ちなみに、霞城公園内の車道はここから時計回りにぐるりと走ることができるため、この分岐で左に曲がったとしても無料駐車場③へ行くことが可能です。
ですが、ここで真っすぐ進んでしまうと無料駐車場①②には行けなくなってしまうので注意してくださいね。
つまり、直進は無料駐車場③にしか行けないということになります。
ひとつめの分岐を左折してすぐ右側に広がっているのが、野球場東側にある無料駐車場①です。

こちらは霞城公園内の駐車場のなかで舗装されていないエリアになりますが、収容台数が多いのが特徴です。

無料駐車場①は入り口に近い分、霞城公園のメイン広場としてイベントが催される二ノ丸東大手門前には遠くなってしまうのが難点ではありますが、とにかく広いのが◎。
散策がてら少し歩いても平気だという方は、こちらの駐車場に空きがあれば迷わず入っていいと思います。
ですが、歩くのはちょっと…という場合は無料駐車場①には入らず、このまま通過しましょう。
ただし、無料駐車場②③に空きがある保証はないので、ここは各自の判断でお願いします。
霞城公園内の無料駐車場②
無料駐車場①を過ぎて少し行くと、ふたつめの分岐が出てきます。
この分岐を左折すると無料駐車場②へ、道なりに真っすぐ行けば無料駐車場③へのルートになります。

ちなみに、無料駐車場②への入り口は上図の分岐のみです。
通り過ぎたらぐるりと回ってもう一度ひとつめの分岐からやり直しになるので気をつけてくださいね。
無料駐車場②の入り口となるふたつめの分岐を過ぎると、以下のような場所が出てきますが、左折禁止になっているので要注意!
こちらは無料駐車場②から出てくる車の出口専用なので入ることはできません。

例えば、無料駐車場②に停めようとして入ったものの、満車で停められず無料駐車場③に行く、あるいは無料駐車場①に戻るというような場合にこちらから車が出てきます。
無料駐車場②は、最上義光騎馬像がある霞城公園のメイン広場に近いため、人気が高く満車の可能性も高めです。
トイレにも近く舗装もされているため、できればこちらに停めたいと誰もが思うのでしょう。
無料駐車場②が空いていればラッキーですが、残念ながら駐車できなかった場合はつぎの無料駐車場③へ向かうか、無料駐車場①に戻るかになります。
霞城公園内の無料駐車場③
霞城公園のメイン広場となっている二ノ丸東大手門前を左側に見ながら、丁字路を右に曲がります。
ここで真っすぐ行ってしまうと最終的に車両進入禁止で行き止まりになってしまい、Uターンしなければならなくなるので注意してください。

ちなみに、真っすぐ進むと山形県立博物館に到着します。
博物館の敷地内には駐車場が設けられていますが、そちらは当然博物館を訪れる方の専用駐車場になっているので、それ以外の目的で車を停めるのはNGです。
丁字路を右折したら、しばらくそのまま道なりに走ります。

すると、このように左右に分かれる丁字路に突き当たります。

ここで右に曲がれば北門の近くの無料駐車場①に戻ることができます。
霞城公園から帰るときもここで右折ですね。

一方、ここで左に曲がれば山形県体育館前の無料駐車場③に到着します。

無料駐車場③もそこそこ停められますが、イベント時は空きを探すのが大変かもしれません。
出入り口がかなり混雑します。

ご覧のように南門から車で抜けることはできないため、もし駐車ができなかった場合は北門のほうへ向かってくださいね。
最終的に、無料駐車場①に空きがなければ周辺の有料駐車場を利用することも検討しましょう。
霞城公園周辺の有料駐車場について
霞城公園には、霞城公園内の無料駐車場3か所のほかに、霞城公園の周辺に複数の有料駐車場が点在しています。

お花見の際は霞城公園内の無料駐車場が利用可能ですが、「ウインターフェスティバル山形冬の花火大会in霞城公園」の際は霞城公園内の無料駐車場が利用できなくなるため、霞城公園周辺の有料駐車場を利用する必要があります。
有料駐車場はしっかり整備されているため、安心して利用できるのが特徴です。
無料駐車場が満車の場合でも有料駐車場には空きが見つかるかもしれません。
霞城公園が混雑するのはお花見と花火のイベント時

春のお花見シーズンや冬の花火大会当日は、霞城公園にたくさんの人が訪れるため特に混雑します。
イベント時には霞城公園内の無料駐車場も早い段階で満車になるため、朝早く訪れて駐車するか、公園内を周回しながら空きが出るタイミングを狙って駐車するしかありません。
霞城公園内の無料駐車場に必ず駐車できるという保証はないため、事前に霞城公園周辺の有料駐車場について情報を調べておき、いくつか候補をピックアップしておくとスムーズです。
お花見のときの霞城公園駐車場
お花見の時期、特に「霞城観桜会」のイベント時には霞城公園の無料駐車場が大変込み合います。
駐車する際は交通誘導員の指示に従って移動するようにしましょう。
なお、駐車できるエリアはこの記事で紹介したすべての無料駐車場(①~③)になります。
花火のときの霞城公園駐車場

「ウインターフェスティバル山形冬の花火大会in霞城公園」の際は、霞城公園内の無料駐車場が利用できません。
そのため、車で向かう場合は霞城公園周辺の有料駐車場に停める必要があります。
以下、冬の花火大会の際の交通規制について注意事項です。
霞城公園駐車場の利用で注意したいこと
霞城公園の無料駐車場を利用する際には気をつけなければならないことがあります。
以下に注意したいことをまとめたので、一読してから向かうと安心です。
車で入れる入り口は北門のみ
この記事でもすでに説明済みですが、改めて注意事項としてお伝えします。
以下の図のように、霞城公園に車で入ることができる入り口は北門のみです。

門には開門時間と閉門時間が設けられており、朝は5時に開き、夜は22時に閉じます。
もし夜22時を過ぎてもまだ霞城公園内に車を停めている場合は、朝5時まで外に出ることができなくなるため注意してください。
その際、やむを得ず車中泊になってしまうのかもしれませんが、あえて車中泊を行ってもいいのかどうかは不明です。(キャンピングカーなどで意図的に車中泊をする場合など)
霞城公園の管理事務所にお問い合わせくださいね。
公園内の車道には一方通行の箇所がある
霞城公園内の車道は、以下の図を見ても分かるように車両進行方向が限定されている箇所があることに注意が必要です。

一部、一方通行の箇所があるため、誤って逆走したり無理なUターンを行ったりしないように気をつけましょう。
もし目的の無料駐車場を過ぎてしまった場合は、ぐるりと周回して改めてやり直すようにしてください。
お花見のときには渋滞でなかなか車が進まないことがあるかもしれませんが、そんなときは車窓からゆっくりと桜を眺める気持ちで通行するのがおすすめです。
まとめ
お花見や花火などイベント時に霞城公園を訪れる際は、車以外の交通手段も積極的に検討することをおすすめします。
最寄りのJR山形駅から霞城公園までは徒歩約10分とアクセスが良いため、電車やバスなど公共交通機関の利用が便利です。
実際にお花見や花火イベントの際には、多くの観光客が公共交通機関を利用することで車の渋滞や満車問題を避けています。
車以外の交通手段を活用することで、駐車場探しのストレスを軽減し、快適な観光を楽しむことができますよ。
ぜひ、この記事を参考にして霞城公園でのひとときを満喫してくださいね!
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