銀山温泉おすすめの楽しみ方、銀山遊歩道散策コースをご紹介!
大正ロマンの情緒あふれる雰囲気が人気の銀山温泉。
ガス灯が灯る温泉街に身を置くと、大正時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えます。
銀山温泉の魅力は、隠れ家的な雰囲気と非日常的な空気感ですが、温泉街を一歩踏み出すとまた違った楽しみ方ができるんです。
今回は、銀山温泉のおすすめの楽しみ方として、銀山遊歩道の散策コースをご紹介します!
銀山遊歩道とは
銀山遊歩道は、銀山温泉街を抜けたところからスタートする自然散策コースのこと。
滝や神社、“銀山”という地名の由来にもなった、銀を採掘していた洞窟などを見て回ることができる、バラエティ豊かな自然散策コースになっています。
出典:銀山温泉
銀山遊歩道の自然散策コースは、距離や時間に応じて以下の3コースに分けられます。
滝見コース(約0.8km 約20分)
出典:銀山温泉
銀山温泉街→せことい橋・籟音の滝→コウモリ穴→白銀の滝→銀山温泉街
銀鉱洞直行コース(約1.4km 約60分)
出典:銀山温泉
銀山温泉街→白銀の滝→滝の不動尊→せことい橋・籟音の滝→河鹿橋→夏しらず坑→銀鉱洞→儀賀市郎左衛門の像→銀山温泉街
ゆったり散策コース(約1.9km 約90分)
出典:銀山温泉
銀山温泉街→白銀の滝→滝の不動尊→せことい橋・籟音の滝→河鹿橋→夏しらず坑→銀鉱洞→儀賀市郎左衛門の像→山の神神社→銀山温泉街
では早速、銀山遊歩道の見どころを確認していきましょう!
銀山遊歩道を散策してみた
銀山温泉街を抜け、はいからさんのカリーパン(カレーパン)で有名な“はいからさん通り”を過ぎると見えてくるのが、こちらの分岐。
この分岐から右手に進むと、鬼子母神・コウモリ穴方面へ、左手に進むと、銀坑道・おもかげ園方面への自然散策コースになります。
まず第一の見どころは白銀の滝なので、滝を正面から見ることのできる右手へ。
銀山川のせせらぎと滝の流れ落ちる音が辺り一面に響いていて、涼感たっぷり!
そして、こちらが白銀の滝です。
滝の近くまで行くことができるので、水しぶきが飛んできてマイナスイオンをたっぷり浴びることができます。
石橋を渡れば、滝を正面から見ることもできます。
白銀の滝の奥にわずかに見える赤い橋も、銀山遊歩道の見どころのひとつ、せことい橋。
なんとも言えない優美な風景ですよね。
さらに上へ上へと登ると、ぽっかりと開いたコウモリ穴。
散策路はこのようにしっかりと整備されているので、多少おしゃれな靴でも大丈夫かと。
ちなみに、このときのわたしの足元はビルケンシュトックでした。
もちろん、歩きやすかったです。
森林浴をしながらの散策は、とても気持ちの良いものです。
そして、これがおそらく籟音の滝。
岩盤の上を白い水しぶきを上げながらごうごうと流れていきます。
ほかには、このような細い滝もありました。
連日の大雨で土砂崩れが発生し、この先は通行止めになっていたため、一旦引き返し、せことい橋へ向かいます。
緑の中に鮮やかな赤が映える、せことい橋。
こちらもこのように通行止めになっていたので、せことい橋を渡ることはできませんでした。
“竜が潜る洞窟”と書いて、竜潜窟。
そんな伝説が生まれるのも納得できるほど、独特の空気が漂っています。
こちらは、白銀の滝の守り神である、滝の不動尊。
ここから銀鉱洞へ向かいます。
上へ上へと登っていき、頂上と思わしきところにあるのが銀鉱の発見者、儀賀市郎左衛門の像。
ベンチが2つ設けられている広場で休憩したら、後は銀鉱洞まで下ります。
銀鉱洞の入り口が見えてきました。
ぽっかりと開いた大きな穴。
では、銀鉱洞の中に入ってみましょう!
銀鉱洞は、文化庁史跡指定されている延沢銀山廃坑洞の略。
もちろん、見学は無料です。
入って早々、息をのむ静けさとひんやりとした空気が感じられます。
ライトアップされた洞窟内は、妖しく光り、とても幻想的な雰囲気。
洞窟の中から見る、外の光。
階段を下って上って・・・
外に出ました。
銀鉱洞を出れば、銀山遊歩道の最奥地、おもかげ園に到着です。
長者池には、錦鯉がゆったりと泳いでいました。
もと来た道を戻り、温泉街へ。
以上、銀山温泉おすすめの楽しみ方でした。
銀山温泉に訪れた際は、温泉街だけではなく、ぜひ銀山遊歩道を散策してみてくださいね!
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