【盃山】山形市の盃山で市内を一望!秋晴れ登山②
中山町の高取山を後にして、本日2座目は山形市の盃山。
縦走ではなく山のハシゴをするのは、これが初めて!
秋晴れ登山の第2弾、盃山登山の様子をレポートします。
盃山とは
盃山は、盃を伏せたような小さな山ですが、山形市内を一望できる山として、千歳山とともに市民に親しまれている山です。
山形百名山にも指定されています。
山頂の古峯神社や展望台からの眺望は素晴らしく、近くの千歳山はもちろん、遠くには蔵王連峰や月山を望むことができます。
野鳥の数も多く、バードウォッチングを楽しむのにもおすすめの山です。
出典:やまがた山
標高 | 270m |
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日程 | 日帰り |
登山適期 | 通年 |
チェックポイント | 古峯神社/別院展望台“天空の苑”/盃山展望台 |
盃山の登山コース
登山口は、東登山口と北登山口の2箇所。
盃山の登山コース
①東登山口コース | 片道:20分 |
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②北登山口コース | 片道:30分 |
盃山 東登山口~古峯神社
北登山口には駐車場がないそうなので、馬見ヶ崎プールジャバの近くの第二駐車場に車を停めて、スタート!
右の鳥居をくぐって石段を登ると、愛宕神社へ。
左の舗装道路を行くと、孝道山東北別院へ。
そのうち合流するので、左右どちらの道を選んでも大丈夫です。
わたしは、愛宕神社の前を通る右の道を選びました。
石段を登っていくと、愛宕神社の屋根が見えてきました。
愛宕神社でお参りをしてから、舗装道路へ。
まもなく孝道山東北別院に到着。
こちらも道が左右に分かれていますが、どちらからでも盃山に行くことができます。
わたしは、右の道を選択。
『熊出没注意』の看板が気になります・・・
平成28年11月8日、この周辺で熊のフンが見つかったそうです。
山ですから、当然いますよね!
ここから山頂まで、雑木林が続きます。
登山道というよりは、ハイキングコースといったほうがしっくりくるような、とても歩きやすい道です。
『落ちてくる、どんぐりを数えています。by 山形県森林研究研修センター』
このようなどんぐり収集ネットが、いくつも設置されていました。
とても興味深いです。
盃山は、山形市が一望できる、見晴らしの良い山としても知られていて、この辺りからでも十分に素敵な景色を楽しむことができます。
古峯神社
雑木林を進むと、ほどなくして古峯神社に到着。
古峯神社の狛犬は、配置されている位置が通常の位置と逆だそう。
狛犬は一般的に、右が”阿(あ)”、左が”吽(うん)”になっていますが、こちらの狛犬は、右が”吽(うん)”、左が”阿(あ)”になっていますね!
これは、言われるまで気づきませんでした。
狛犬の位置が左右違うことを教えてくれた方、ありがとうございました!
古峯神社からの眺めは最高で、180°近く山形市街地が一望できます。
古峯神社からの眺望を十分に楽しんだら、盃山の山頂に向かいます!
古峯神社~別院展望台“天空の苑”
・・・と、ここで、素朴ですが重大な疑問が。
「盃山の山頂は、一体どこなのか?」ということ。
“盃山の山頂=古峯神社”というのが一般的な見解のようですが、登山地図を見ると山頂の位置が違うんですよ。
というわけで、YAMAPのGPSを頼りに、盃山の真の山頂を求めてもう少し先まで歩くことにしました。
古峯神社前の石段を下りて・・・
気持ちの良い雑木林を少し歩くと・・・
鳥居が見えてきました!
鳥居をくぐると、このような祭壇が。
GPSで確認しましたが、ここはまだ山頂ではないようです。
とりあえず、帽子を脱いでお参りしました。
そこから先、太陽に導かれるようにして坂を登ると・・・
山頂でよく見る、ケルンを発見。
あたりを見回しても山頂標識らしきものは見つかりませんでしたが、間違いなくここが盃山の山頂ですね!
古峯神社でお参り&おやつ休憩をした上、山形市街地の眺望を楽しみながらゆっくり登っても、たったの40分しかかからない盃山。
登山というより、散策にぴったりの山ですね。
王道の山登りスタイルが仰々しすぎて、ウォーキングをしている軽装の人とすれ違う度に、ちょっとだけ恥ずかしかったです。
古峯神社まで、もと来た道をたどります。
本来は、こちらが神社への表参道になるんですね。
古峯神社をすぎ、どんぐり収集ネットが設置されているあたりから、景色の良い南側の登山コースをたどって下山します。
孝道山東北別院の裏には、テーブルとベンチが設置されている展望台があります。
別院展望台からは、盃山とともに山形市民に愛されるもうひとつの山、千歳山がキレイに見えます。
夕日に照らされた山形市街地。
盃山は、とってもお手軽なのに眺望が素晴らしく、多くの人に親しまれている理由が分かりました。
山形百名山登頂は、これで17座になりました。
山行記録まとめ
活動時期
2018/11/03(土)14:30~15:40
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