【大岡山】山形市の大岡山頂上から月山と葉山にごあいさつ

NHKの『やままる』といい、さくらんぼテレビの『やまがたチョイす』といい、最近の山形での地域情報番組は、山形百名山を大々的に取り上げていますよね!
書店でも、山形百名山の本が店頭の目立つ場所に並べられるなど、山形百名山が密かなブームになっているようです。

ゆくゆくは日本百名山にチャレンジしていこうと考えているわたしですが、いきなり2,000m級の山に登るのはやっぱり不安・・・
なので、地元の山形百名山を巡ることで足腰を鍛えるトレーニングになるのではないかと、いろいろな山で経験値を上げているところです。

今回選んだ山形百名山は、山形市の大岡山
大岡山はNHK『やままる』の山形百名山コーナーでも特集されていて、ユニークな案内標識にも興味があったので、山友のMさんと行ってみました。

大岡山とは

大岡山は、山頂が平らな形状になっている台形の山で、山形市・楯山地区のシンボルとして昔から親しまれてきました。
広い頂上広場からは、山形市の北部と月山や葉山を眺めることができ、とても開放的な雰囲気を味わうことができます。

出典:やまがた山

401mという低山ながら案内標識や登山道もしっかり整備されていて、季節の花が数多く楽しめる山として県内外から多くの登山客を集めているそうです。

標高 401m
日程 日帰り
登山適期 通年(夏の暑い時期を除く)
チェックポイント 風間不動尊/姥神様/朝日連峰/月山/葉山

大岡山の登山コース

やまがた山』によると、大岡山の登山コースは全部で3コース。

大岡山の登山コース

①風間不動コース 片道:45分
②七曲りコース 片道:45分
③風間山・旧松茸山コース 片道:1時間10分

①の風間不動コースは、南登山口から登る登山コース。
風間不動尊を過ぎたら、雑木林の中をつづら折りに登っていきます。
尾根に出てから左手、北東に進んで急登を越えたらまもなく山頂に到着です。

②の七曲りコースは、北登山口から登る登山コース。
“七曲り”と呼ばれる稜線の鞍部に出るまで急登が続く登山道で、七曲りから右手、南西に折れてさらに急な坂を越えると山頂です。

③の風間山・旧松茸山コースの登山口は、楯山駅から山寺街道を渡り、住宅地を進むと見えてくる赤い鳥居。
薬師堂、山神神社の境内を過ぎ、山形市街地を一望できる尾根道を歩いていくと、通称“旧松茸山”の山頂に到着します。
そこから右手、南西方面を下り、鞍部の“七曲り”から30分ほど登ると大岡山山頂です。

南登山口~風間不動尊

今回は、風間不動尊を通る、①風間不動コースからスタート。
道路脇に車を停められるスペースがありましたが、すでに何台かの車で埋まっていたので、農道入り口付近の邪魔にならない場所に路駐して出発です。

南登山口から正面に見えるのが大岡山。
大岡山に向かって、まっすぐの農道を歩いていきます。

南登山口の入り口には、このような案内標識が。

“ちょいとひと登りお気軽に”とあるように、南登山口から登る風間不動コースは、3つある登山コースの中で最も気軽に登れる登山道になっています。

木漏れ日と杉林特有の香りの中をしばらく行くと、風間不動尊に到着。

風間不動尊の御堂の左手には水場があり、清水を汲むことができます。

ここでお参りをして・・・
帽子を脱いで小脇に抱えたのが悪かったのでしょう、その後、登山道の途中に落としてしまったことに気づいて、100mほど戻るというハプニングがありました。
一緒に戻ってくれたMさん、ごめんなさい!

風間不動尊~大岡山山頂

御堂を下方に見ながら、案内標識に従って雑木林の中をつづら折りに登っていくと、キレイに花開いたニッコウキスゲを発見。
この1輪のほかにもう1輪だけ咲いていました。

ジグザグに登っていくと、一部開けた場所に出ました。

ここで、登山者の男性2人と合流。
そう言えば、わたしたちが駐車スペースに車を停めた頃、2人の登山者が大岡山に向かって農道を歩いていたのを思い出しました。
そのうちの1人は、なんとMさんが以前ガイドしてもらったという山岳インストラクターの方でした。
こんな思いがけない偶然の再会があるものなんですね!

その後、わたしたちが少し先を行き、インストラクターの方たちが後につづくという形で進みます。

NHK『やままる』でも特集されていましたが、大岡山のユニークなところは、至るところに設置されている案内標識の文言。
全部をご紹介できないのが残念ですが、つぎのような面白い手書き看板が登山者を和ませます。

そしてこれが“滑ってコローリング坂”と名付けられた坂。

しばらく急登を進むと、つきあたりに姥神様の石像が。

姥神様にごあいさつをして、右手のほうに少し登ったら大岡山山頂に“着”!
“到着”ではなく、“着”という看板の文字に笑ってしまいました。

大岡山の山頂には、このようにベンチが設置されていて、頂上広場といった雰囲気。

大岡山頂上からの眺望は最高!
山形市北部と、月山、葉山を眺めることができます。

インストラクターの方たちもすぐに到着し、一緒に写真を撮ったり、お話をしたり、楽しいひとときとなりました。
時間の関係で、せっかくお誘いいただいたコーヒーを飲むことができなかったのが残念でしたが、一期一会の出会いを楽しむことができました。

真夏のような暑さの中、久しぶりに汗だくになった山登り。
始まったばかりの夏山シーズン、今年は積極的に登っていきたいです!

山行記録まとめ

活動時期
2018/6/4(月) 10:21~12:09

軌跡・時間・距離

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