東根市の観光スポット『東根の大ケヤキ』アクセス方法や駐車場は?

山形県の東根市はさくらんぼの生産地としても有名な市で、駅の名前に“さくらんぼ”を付けてしまうほどさくらんぼをこよなく愛する市です。

さくらんぼ東根駅

出典:さいきの駅舎訪問

 

東根温泉もいつの間にか“さくらんぼ東根温泉”という名称に変わっていて、その徹底ぶりに思わず感心してしまったほど。

東根温泉

出典:BIGLOBE温泉

 

さくらんぼ東根温泉

出典:さくらんぼ東根温泉

 

さて、そんな東根市にはさくらんぼや温泉と同じように自慢できるものがあります。
それは“東根の大ケヤキ”です。

東根の大ケヤキは、東根市立東根小学校に現存しているケヤキの巨木で、推定されている樹齢は1500年以上。
幹の太さ16m、直径5m、高さ28mの見事な大ケヤキで、1957年(昭和32年)に国の特別天然記念物に指定されました。

今回は、東根市に来たら一度は見ておくべき東根の大ケヤキについて、所在地までのアクセス方法や駐車場を中心にお伝えしたいと思います!

 

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東根の大ケヤキの所在地は?

東根の大ケヤキ

東根の大ケヤキは、山形県東根市本丸南1丁目の東根市立東根小学校校庭にただ1本だけ生育している大木です。

写真からもその見事さが伝わるかと思いますが、実際に間近で見てみるとものすごい迫力に圧倒されます!

東根の大ケヤキ

かつて東根小学校の前身である東根学校が開設された頃には、こちらの大ケヤキのほかにもう1本の大ケヤキがあったんだそう。
それぞれ“雌ケヤキ(母ケヤキ)”、“雄ケヤキ(父ケヤキ)”と呼ばれて親しまれていたそうですが、1885年(明治18年)に雄ケヤキが枯れてしまい、現在、東根の大ケヤキと呼ばれている雌ケヤキだけになってしまったとのこと。

東根の大ケヤキ

1957年には国の特別天然記念物に指定され、1980年には「日本ケヤキ見立番付」で“東の横綱”と選ばれたほど、名実ともに日本で有数の大ケヤキとなっています。

 

このように壮観な姿を見せる東根の大ケヤキですが、東根小学校の校庭内にあるということで何となく足を踏み入れにくいと思い込んでいて、なかなか見に行けずにいました。
不法侵入者として騒がれたら嫌ですからね・・・

東根の大ケヤキ 東根小学校

ですが、実際に現地まで行ってみるとこんな親切な看板が。

東根の大ケヤキ 東根小学校

東根小学校の粋な計らいに心がほっこり温かくなりながら、敷地内に入らせてもらうことにしました。

 

東根の大ケヤキは国指定特別天然記念物ということで特別な許可なく触れたりすることはできませんが、根本の幹部分の空洞を通り抜けると子宝に恵まれるという言い伝えがあるそうなので、大ケヤキを眺めながらお願いごとをしてみるのもいいかもしれませんね。

 

東根の大ケヤキ

  • 所在地:山形県東根市本丸南1丁目1番1号 東根市立東根小学校校庭
  • アクセス:東日本旅客鉄道(JR東日本)奥羽本線さくらんぼ東根駅から徒歩20分

 

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東根の大ケヤキの近くに駐車場はある?

車で東根の大ケヤキまで向かいたい場合、気になるのは車を停める場所ですよね。

いくら国の特別天然記念物とはいえ、大ケヤキを見るためだけに用意された駐車場はありません。
もちろん、東根小学校の敷地内に駐車することは言語道断です。

ですが、東根小学校の西側に「小楯公民館」という公民館があり、そちらの駐車場に車を停めることができるようです。

 

 

小楯公民館では公文教室も開室されているので、のぼり旗を目印に探すと分かりやすいと思います。

東根の大ケヤキ 駐車場

公民館の前と後ろの敷地が駐車スペースになっています。
小楯公民館から東根小学校までは目と鼻の先ほどの距離なので、東根の大ケヤキを少しの間眺めるために公民館の駐車場をお借りするという感覚で、マナーを守って利用すれば問題ないかと思います。

 

1500年以上この世の中を見てきた威厳のある風格をあなたもぜひ間近で見てみてください。
東根の大ケヤキから何かしらパワーを感じ取ることができると思いますよ!

 

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