尾花沢市『寒月堂』のカボチャパイが絶品!焼きたてを買うなら何時?
おばなざわ花笠まつりの大パレードが行われる、尾花沢市の目抜き通りに面しているお菓子屋さんが『寒月堂』。こちらの『寒月堂』は創業明治24年と歴史も古く、老舗の菓子店として今もなお根強い人気を誇るお店です。
今回は、『寒月堂』の一番人気商品とも言えるカボチャパイをご紹介!一度食べればあまりの美味しさにハマってしまうこと間違いなしの絶品スイーツですよ。
『寒月堂』ってどんなお店?
『寒月堂』は尾花沢市中町に位置する菓子店で、明治24年に創業しました。長い歴史をもつお店なので、その間にたくさんのお菓子を世に送り出してきましたが、中でもとくに高い人気を誇っているお菓子が今回ご紹介するカボチャパイです。
『寒月堂』のカボチャパイは、契約栽培農地でしっかり管理されて育ったかぼちゃのみを使用している、まさに地産地消のスイーツ。甘みの強いしっとりとしたかぼちゃを加工しているため、ホクホクしたかぼちゃにはない独特の味わいと食感になっています。
その絶品の美味しさには昔から定評があり、第24回全国菓子大博覧会では金賞を受賞しているほどの実力派です。
『寒月堂』に行ってみた
大人気商品のカボチャパイで有名な『寒月堂』ですが、老舗菓子店というだけあって主力商品はカボチャパイ以外にもたくさんあります。
明るく清潔な店内には、ショーケースや商品棚にきれいに並べられたお菓子がたくさんあり、どれもこれも美味しそうで目移りしてしまうほど。ショーケースの上部に主力商品の名前がズラッと張り出されているので、迷ったときはこれらを参考にしてみるといいかもしれませんね。
『寒月堂』のおすすめお菓子
では、ここで『寒月堂』のおすすめお菓子を簡単にご紹介していきます!
まずは言わずもがなのカボチャパイ。1個150円(税込)でバラ売り販売されているほか、10個入り、16個入り、20個入りの箱売りもあります。
カボチャパイの賞味期限は当日から4日間。ということは、毎日焼きたてのカボチャパイが店頭に並ぶということになるのでしょう。
カボチャパイのみの箱売りのほか、りんごのパイやゴマのパイ、大正ロマンとのセット売りもありました。
こちらは、花笠音頭を踊るときに使う花笠をモチーフにしたお菓子、その名も「花笠ヤッショマカショ」。花笠音頭の合間に入る「ハア〜ヤッショーマカショ!」という掛け声をお菓子の名前に採用したのですね。
花笠まつり発祥の地として知られる尾花沢ならではのお菓子だなーという印象です。お土産にも喜ばれそうですよね。
そして、わたしが個人的におすすめしたいのがこちら、くじら餅です。久持良餅と書いてくじら餅というのですが、その名の通り、久しく持ち歩いても良い(悪くなりにくい)ので、昔は狩りや戦に行くときの携帯食として重宝されていたとのこと。主原料は餅米の粉で、くるみが入っているのが特徴です。
くじら餅は、赤砂糖・黒砂糖・白砂糖の3種類あり、それぞれ風味が異なります。ちなみにわたしが好きなのは白砂糖のくじら餅。ひなまつりの時期になると、毎年必ず祖母が手作りしてくれていました。
出来たてを軟らかいうちに食べるのも美味しいですが、しばらく置いて硬くなったくじら餅を焼いて食べるのも格別な美味しさがあります。『寒月堂』のくじら餅、美味しいのでぜひ食べてみてください。
『寒月堂』のカボチャパイを食べてみた
さて、ここからは本題であるカボチャパイのレビューになります。
先ほど、おすすめお菓子のご紹介でも少しだけ触れましたが、『寒月堂』のパイはシリーズ化していて、カボチャパイのほかにはりんごのパイやゴマのパイがあります。
カボチャパイは焼きたてのサクサク感を保つため、ひとつひとつ個包装されています。カボチャパイの上には、かぼちゃの種が2粒かわいらしく乗せられていますよ。
『寒月堂』のカボチャパイの原材料は以下になります。余計な添加物は一切含まれていないので安心ですね。
かぼちゃの餡はしっとりしていて程良い甘さ。かぼちゃそのものの甘さに少しだけ手を加えたような甘さで、甘すぎないので何個でも食べられそう!香ばしく焼き上がったサクサクのパイの食感も美味しく、長年不動の人気を誇っているというのもうなづけます。
『寒月堂』では大好きなカボチャパイをよくいただくのですが、考えてみるとりんごのパイは初めてかもしれません。形状など、見た目はカボチャパイそっくりです。
りんごのパイも、原材料はとってもシンプル。まさに手作りお菓子そのものを味わうことができます。
りんごのパイは、りんごが見えるように大きく開かれた切れ目がポイント。大きめの角切りりんごがゴロゴロ入っていて、こちらもカボチャパイ同様、甘さは控えめです。
もともとアップルパイが大好きで自分でもたまに作るのですが、200円もせずにこんな美味しいアップルパイが食べられるのなら、かなりコスパはいいと思います。
『寒月堂』のカボチャパイとりんごのパイを並べてみました。
大きすぎず小さすぎずの手頃なサイズ感なので、ティータイムに2種類いただくことも難なくできると思います。何より美味しいので、もうひとつ食べたい!となってしまいますよ。
おまけ
カボチャパイをはじめ、りんごのパイやゴマのパイなど『寒月堂』のパイシリーズは、焼きたての香ばしさを大切にしているため、毎日お店で焼き上げています。毎朝9時30分を焼き上がりの時間としているそうなので、焼きたてをいただくなら開店1時間半後を目安に訪れてみるといいかもしれませんね。
『寒月堂』の営業時間やアクセス
『寒月堂』の営業時間やアクセスなど、店舗情報は以下になります。
『寒月堂』の店舗情報
- 住所:〒999-4227 尾花沢市中町1-16
- 電話:0237-22-0178
- 営業時間:8:15~19:00
- 定休日:第1水曜日(1月は11日)
- 駐車場:あり
- 支払い方法:現金
- ホームページやSNSなど:菓子工業組合HP
『寒月堂』のカボチャパイは、いつ何時も変わらない安定の美味しさ!今度はゴマのパイを買いに行きたいと思います。
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