【雨呼山】新緑の山形百名山・雨呼山とミステリースポット・ジャガラモガラへ

今回は山形百名山のひとつ、雨呼山に登ってきました。
雨呼山登山は今回で2回目。
前回はYAMAPで軌跡がとれず、”登頂した山”にカウントされなかったので、実はずっと消化不良だったんです。

山友さんとのガールズトークも楽しかった、2回目の雨呼山登山をレポートします。

※雨呼山やジャガラモガラの詳細については、以前の記事『【雨呼山】雨呼山登山&ツツジ満開のジャガラモガラ散策』をご覧ください。

雨呼山登山口~雨呼山山頂

前回、熊をはじめとする獣の気配に怯えた経験から、何となく再チャレンジを敬遠していた雨呼山。
ですが、新緑の時期といういいタイミングで山友さんと一緒に登ることになり、ようやく重かった腰が上がりました。

登山コースは前回の登山と同じく、ジャガラモガラ口から登るコース。

前々から熊の話をしていたので、山友さんは爆竹持参で準備万端!
なんと、腰には草刈り鎌も装備してきたそうです。

「熊が出てきたらどうしよう・・・」
「熊に出くわさなきゃいいけど・・・」
など、序盤は何より熊への恐怖が勝っていて、話題も熊に関する話ばかり!

雨呼山とは逆方向を指していますが、高滝山不動尊コースという登山コースも気になります。

可愛らしいニリンソウが咲いていました。

こちらは分かりにくいですが「村雲の池」。
池とは名が付くものの、ほとんど水たまり状態になっています。

こちらは上下地獄コースとの合流地点になるのでしょうか。

林の中を緩やかに登っていくと、前回大いに困らされた整備不良の階段に到着してしまいました。
急登を登りやすくするための階段が、ところどころ壊れかけている(もしくは完全に崩れ落ちている)せいで、かえって登りにくくなってしまっているという悲しい状況。

雨呼山に一度でも登ったことのある人なら分かると思いますが、登山道はお世辞にも整備が行き届いているとは言えません。
というより、おそらくもう長い間放置されているのでしょうね。

案内標識もことごとく壊れて地面に落ちているという有り様・・・
そういうこともあってか、雨呼山には何となく不気味なイメージがついてしまっていました。

ですが、今回の雨呼山登山は前回とは全く違った雰囲気で、とにかくブナの新緑が美しい!!
登山者が少ないのは不安でもありますが、山頂を独占できるという面では最高ですよね。
その山頂まではあとわずかです。

雨呼山山頂

雨呼山の山頂手前、一部開けた場所があります。
実はここがジャガラモガラコース中、唯一の展望。
帰り道も見ることができますが、雨呼山登山での貴重な展望なので、じっくりゆっくり楽しんでおきたいところです。

雨呼山の山頂に到着!
山頂はブナ林に囲まれていて、展望は全く得られません。
展望こそありませんが、ブナの新緑に囲まれ、ゆったりとした時間が流れています。

山友さん(左)と一緒に三角点タッチ。

カルディのドリップコーヒーをいただきます。
やっぱり、やかん買わなきゃ!笑

山登りの定番になりつつある、米粉パン。
こちらは大好きなチーズの米粉パンです。

それから、抹茶のクロワッサン。
米粉パンは、山形市にあるこちらのパン屋さんで購入しています。

新緑を背にして真っ白な花びらを大きく開いているハクモクレン。
すごくキレイなのに、ちょっとピントがずれてしまいました。

案内標識が朽ち果てて落ち、下半分がなくなってしまっています。
ですが、「龍神の池」と書かれているのはかろうじて分かりますね。

こちらも「村雲の池」同様、枯渇しているのか、水たまりとほぼ同然。
ですが、何となく足を踏み入れてはいけないような神秘的なオーラを感じます。

ブナ林は新緑真っ只中。
若緑色が目にも鮮やかで、空気も清々しく美味しい!
何度も何度も深呼吸を繰り返したくなるような癒やしの空間が広がっています。

ショッキングピンクが遠目からでも目立つヤマツツジ。

新緑の美しさに例の生き物の存在を忘れてしまっていましたが、木の擦れ合う音が何かを意識させます・・・

まだまだ下山途中、油断大敵です!

まるで妖精がちょこんと座っているかのように見えるエンレイソウ。

くるんと丸まった葉っぱが目を引くマムシグサ。

ニリンソウの絨毯が足元一面に敷かれています。

登山口近くまで下りてきました。
陽が高くなってきたおかげか、行きに見たときよりも新緑が輝いているように見えます。

こんな状態になっている木があったんですね。
同じ道をピストン登山しているわけですが、行きでは全く気づかなかったことにびっくりです。
同じルートでも上りと下りではまた違った発見があるということですね。

ジャガラモガラ

雨呼山を下山後、せっかくなので寄り道してジャガラモガラへ。

この時期に桜が見られるなんて!
やっぱり辺り一帯が涼しいからでしょうか?

前回ジャガラモガラを訪れたときは、このような装置はなかったように思います。

前回とは違って、冷風が吹き出している風穴近くまで行くことができるようになっていました。

何かの巣穴のように見えるのが風穴です。
近くまで行ってみると、確かにひんやりとした冷たい風が吹き出していました。

雨呼山同様、ジャガラモガラも2度目ですが、山全体に流れる空気というか、山全体を包む雰囲気というか、何とも言えない独特なものを感じます。
密かにミステリースポットとして噂されているのもうなずけますね。

山形百名山の雨呼山を訪れた際には、ぜひジャガラモガラまで足を伸ばしてみては?

山行記録まとめ

活動時期
2019/05/19(日)09:09~12:44

軌跡・時間・距離

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