【愛宕山・ときえ山】下り難易度レベル5!山形市の愛宕山&ときえ山

前回の山登りから2週間以上経ち、ぼちぼち山不足による禁断症状が出始めた今日この頃。
春の陽気に誘われて、近場の里山へ登山未満のハイキングに行ってきました。

今回は、ハイキングレベルの山であるにもかかわらず、下山ルートの選択ミスから(結果としてミスではありませんでしたが)思わぬ事態を招いた山登りの様子をお伝えします。

愛宕山とは

今回、ハイキング気分で向かったのは、馬見ヶ崎川沿いにある愛宕山(標高377.7m)。
馬見ヶ崎川を正面に見て、盃山の右隣にある山です。

愛宕山の登山口は、山形百名山に選定されている盃山と同じ。
登山口から向かって左方向に進むと盃山、右方向に進むと愛宕山になります。

愛宕山(盃山)登山口~愛宕山山頂

盃山登山のときと同じく、馬見ヶ崎プールジャバの近くの第二駐車場に車を停め、いざ出発です。

愛宕神社への参道を通ってお参りをしてから、本格的な登山道に入っていきます。

リスの飾りがついている案内標識があり、ここが盃山への登山道と愛宕山への登山道の分岐点になっています。

案内標識から右手に向かう道が、愛宕山への登山道です。

序盤はつづら折りの登山道。

ほんの少し登っただけですが、山形市街地が見えてきました。

そしてここが、地味に足にくるゲレンデのような上り坂。
なだらかな上り坂って、じわじわと来ますよね~・・・

登りきって、上がった息を整えて・・・

今来た道を振り返ると、さっきまで近くに広がっていた山形市街地が遠くに。

南側には山形市のシンボル的里山、千歳山が見えます!

ここからはそれほどアップダウンもなく、ほぼ平坦な稜線上を歩いていきます。

枯れ葉を踏みしめる音が、聞いていて気持ちいいです。

祠があったので山頂に着いたのかと思いきや、山頂標識や三角点が見当たらないので違うようです。

祠の向こうにさらに上り坂があるので、ピークにはまだ達していないということ。

祠からすぐ、最後の上り坂を登ったら、愛宕山山頂に到着です!

愛宕山の標高は、377.7mを四捨五入して380mと記されていました。

三角点にもタッチして・・・

お昼ごはんとして準備してきたお弁当をいただきました。

ときえ山~下山

愛宕山の山頂でお弁当を食べてひと休みしたら、さらに先へと進み、もうひとつのピーク、ときえ山へ。

ときえ山の山頂は広場のようになっているので、愛宕山の山頂ではなくこちらでお弁当開きのほうが良かったかも。

ときえ山の山頂の先にも登山道が続いていますが、その先の下りはなんだか怪しい感じ・・・

ピストンで戻ろうか悩みましたが、その先の下りにピンクのテープがいくつか見えたので、思いきって下ってみることにしました。

ですが、この判断が間違いだったと気づくのに、そう時間はかかりませんでした。
確かに、目印となるピンクのテープは数多くありました。
でもでも・・・!なんですか!?この下り道は!!笑

見てください!この傾斜を・・・

道・・・じゃないですよね?
45度近い傾斜を滑り転げるようにして、下っていきます。

滑って下って、下って滑って・・・

途中、ピンクのテープを見失ったり、また発見したりしながら・・・

やっと馬見ヶ崎川が視界に入ってきました!

馬見ヶ崎川の向こうには千歳山も見えます!
街が見えたときの安堵感といったら・・・これは何度体験してもホッとする瞬間です。

ですが、まだまだ急な下り坂は続きます・・・

滑って下って、下って滑って・・・

やっと、やっと!馬見ヶ崎川沿いまで下りてくることができました!!

振り返ってみて、道なき道を下ってきたことを改めて実感。
滑り台に例えたら、超スーパーロング滑り台ですねー!

これまで経験した下りの中で、間違いなく技術的に最高レベルの難易度でした・・・
興味がある方はお試しあれ!笑

 

さて、馬見ヶ崎プールジャバの駐車場まで、馬見ヶ崎川沿いを歩いていきます。

馬見ヶ崎川沿いは車で入ることができません。
歩きだからこそ見ることのできる景色がありました。

「あっ!飛行機雲!」

新緑の時期が待ち遠しくなるような散策路です。

「あの山の上にいたんだー」としみじみ・・・

一度登った山にはなぜか愛着が湧いてしまうんですよね~
それも登って下ったその瞬間から!

 

ちょっと寄り道して、馬見ヶ崎川沿いにある遊具でしばし童心に返るわたし。

愛宕山とときえ山は、山形百名山に選定されている山ではないので、それこそ知る人ぞ知る、かなり通な山かもしれません。
なんなら、ときえ山に関してはわたしも登って初めてその存在を知ったくらいなので笑

ときえ山の山頂からピストンで登山口まで戻れば、“なんていうことのない易しい山”という印象で終わっていたことでしょう。
ですが、下り難易度レベル5の急坂を下ってきたことで、とても印象深い山のひとつになりました。

山行記録まとめ

活動時期
2019/03/20(土)11:28~14:14

軌跡・時間・距離

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