メディア多数出演!大石田町『最上川 千本だんご』メニューや営業時間、予約や通信販売は?
小さい頃から祝い事や節目節目の時期に餅を食べるという慣習が身についてしまっていて、とにかく餅系の食べ物が大好きなわたし。なかでもお団子は外で食べるのに最適な形状なので、趣味の山登りのお供に持っていくことも。
これまでいろいろなお店のお団子を食べてきたわたしですが、何度食べてもまたすぐに食べたくなる絶品のお団子が、今回ご紹介する大石田町の『最上川 千本だんご』です。たくさんのメディアに取材されているお団子屋さんなので、名前だけは聞いたことがある人も多いのでは?
今回は、メディアに多数出演で超有名店となった『最上川 千本だんご』を徹底レポート!メニューや値段、営業時間や予約についての情報はもちろん、お店の細やかな気遣いやサービスなど、大人気店となった真の理由に迫りたいと思います。
大石田町『最上川 千本だんご』
出典:最上川 千本だんご
「明日には、固くなるだんご。」
やや衝撃的なキャッチコピーが印象的なお団子屋さんが、最上川が流れる山形県・大石田町にあります。
このキャッチコピーは、一見するとお店にとってマイナスなイメージにとられがちですが、この真意はこう。「お団子に余計な添加物が一切入っていない」ということなんです。
市販されている多くのお団子には、時間が経っても固くなりにくいようにするため、砂糖や酵素などの食品添加物が含まれています。一方で、今回紹介する『最上川 千本だんご』には、はえぬきが100%使用されていて、余計な添加物が一切加えられていません。そのため、お団子を作った翌日には固くなってしまうというわけです。
『最上川 千本だんご』のお団子は、米どころの大石田町に昔から伝えられてきた製法で作られており、その日の気温や湿度を考えながら手作りされています。本物のお団子だからこそ時間が経てば経つほど固くなり、翌日にはさらに固くなってしまうので、当日中、しかもなるべく早めに食べるのがお約束です。
『最上川 千本だんご』という店名の由来
『最上川 千本だんご』は、もともと『横丁とうふ店』という豆腐屋さんが母体となっているお店で、昔は『大石田だんご』という店名でした。その店名が変わったきっかけは、山形市の大沼デパートで平成12年4月に開催された大石田フェア。「明日には固くなるだんごはいかが?」という呼び声で販売され、このときに売れたお団子の数はなんと1,000本!1日で千本売れたことから、食の哲学者として知られる磯部晶策氏が『最上川 千本だんご』と改名したそうです。
メディアに多数出演!明石家さんまや出川哲郎も来店
『最上川 千本だんご』は、お団子そのものの品質の高さと圧倒的な美味しさからもともと人気がありましたが、その人気にさらに拍車をかけたのがテレビなどのメディア出演です。ざっと調べただけでも、これだけのメディア出演(テレビ)記録がありました。
- 2013年1月11日 テレビ東京『いい旅夢気分』梅沢富美男さんご夫妻来店
- 2013年7月23日 テレビ東京『いい旅夢気分』撮影
- 2013年8月11日 テレビ撮影 マッコイ斉藤さん、おぎやはぎ小木さん、安田大サーカス さん来店
- 2014年12月1日 NHK総合テレビ『鶴瓶の家族に乾杯』笑福亭鶴瓶さん、高橋克実さん来店
- 2018年8月18日 テレビ東京『出川哲朗の充電させてもらえませんか』明石家さんまさん、出川哲朗さん来店
直近でのメディア出演は、2018年8月に放送された『出川哲朗の充電させてもらえませんか』になります。このときは出川哲朗さんのほか、スペシャルゲストとして明石家さんまさんが来店しました。
『最上川 千本だんご』の店内には、テレビ撮影の際に撮られた写真や有名人から贈られたサイン色紙などがたくさん飾られていました。
『最上川 千本だんご』に行ってみた
『最上川 千本だんご』は、最上川の中流に位置する大石田町にあります。斜め向かいには母体となっている『横丁とうふ店』があり、店舗の後ろには舟運文化の一端を紹介している旧家の蔵があります。
店舗に入ると(場合によっては店舗に入る前から)驚くのは、お団子の注文と受け取りを待つお客さんが大勢ひしめき合っているということ。土日祝日などの休日には、お団子を求める人たちで長蛇の列ができます。
出典:最上川 千本だんご
お団子は1本から注文することができます。注文を受けてから一本一本丁寧にあんを塗ってくれるので、作りたてのお団子を味わえますよ。
出典:最上川 千本だんご
店内にはイートインスペースが設けられているので、サービスのお茶をいただきながら出来たてのお団子をその場でいただくことができます。
セルフサービスのお茶あり。
店舗の奥のほうにはこのような広い座敷があり、観光バスで訪れる団体客の休憩所としても利用されているようです。
『最上川 千本だんご』のメニュー
『最上川 千本だんご』の魅力は、お団子そのものの品質の高さと圧倒的な美味しさだけではありません。一般的なお団子屋さんでは味わえないようなオリジナルメニューがたくさんあるというのも魅力なんです。
まずは定番のオーソドックスなメニューから。
出典:最上川 千本だんご
店内で食べられるお団子メニュー(持ち帰り可)
- ずんだんだんご 163円
- しょうゆだんご 123円
- ごまだんご 123円
- あんこだんご 123円
- くるみだんご 163円
- 焼きだんご ※好きな味にプラス41円で可能
定番のメニューの中で『最上川 千本だんご』一押しのメニューは、ずんだんだんご。枝豆を100%使用したずんだんは、香りや味が病みつきになるほど美味しい!
わたしが個人的におすすめのメニューは、くるみだんご。
出典:最上川 千本だんごブログ
くるみの種類は2つ。山形県産の地ぐるみを使用したくるみだんごと、カリフォルニア産くるみを使用したナッツだんごがあります。くるみだんごは豆腐の風味が引き立つようなあっさりした味で、ナッツだんごはコクのある味。味もくるみあんの食感もかなり違うので、迷ったときは食べ比べてみるのも面白いですよ。
カリフォルニア産くるみのお団子にはくるみが一粒トッピングされていて、見た目にも可愛らしいくるみだんごになっています。これはインスタ映えするかも?
さて、つぎはお待ちかねのオリジナルメニューのご紹介です。
店内で食べられるお団子メニュー(持ち帰り不可)
- はちみつレモンだんご 260円
- いちごちゃん 260円
- いちごくん 260円
- 抹茶だんご 250円
- あんきなこ 180円
- だだちゃ豆ずんだんだんご 255円
- 抹茶だんご 255円
- 焼きあんバターだんご 255円
- 焼き醤油バターだんご 255円
- 焼きみそだんご 255円
- 焼きみそバターだんご 330円
- 焼きのりだんご 220円
- 焼きみそ 250円
オリジナルメニューには季節限定商品もあるので、店舗で確認してくださいね。
お団子のほか、夏には夏期限定メニューとしてかき氷も売り出されます。
お豆腐屋さんならではの豆腐メニューも豊富なので、店内でいただくのはもちろん、お土産として持ち帰るのもおすすめです。
『最上川 千本だんご』の気遣いやサービスが素晴らしい!
『最上川 千本だんご』の人気の理由は、お団子そのものの品質の高さや圧倒的な美味しさだけではありません。お店の気遣いやサービスがとにかく素晴らしくて感動ものなんです。
こちらは有料サービスにはなりますが、購入したお団子の量に合わせて2種類の保冷袋が用意されています。今や全国的に大人気店となった『最上川 千本だんご』には、本物のお団子を求めて全国各地からお客さんが訪れます。お土産として購入し食べるまで3時間以上かかる場合は、こちらの保冷袋を利用すると安心ですね。
そしてこちらは紙おしぼりとスプーン。お団子は手に持って食べるものなので、紙おしぼりのサービスはお手拭きとして付けられているのが分かりますが、スプーンは何のため?と思いませんか?
このスプーン、実はお団子が入っていたパックにたっぷり残った「あん」をすくって食べるためのものなんです。
『最上川 千本だんご』のお団子は、とにかくその「あん」の量が半端なく多いです。
パックにお団子が入っているというよりも、「あん」の中にお団子が埋まっている感じ…と言ったら分かりやすいでしょうか。
お団子を食べるときは、一口食べるごとにパックにたくさん詰められている「あん」をすくって食べるようにしていますが、それでもお団子を食べきってしまった後に「あん」がたっぷり残ってしまいます。その「あん」を残さずキレイに食べられるようにと付けられているのがスプーンなんですね。
あんこだんごの「あん」が残ってしまった場合は、軽くトーストした食パンにバターと一緒に乗せて小倉トーストにしてしまうのもアイデア。また、ごまだんごの「あん」が残ってしまった場合は、ほうれん草や小松菜のおひたしと和えて即席の胡麻和えにしてしまうのもおすすめです。
お団子にスプーンという一風変わったサービスですが、食べる人のことをよく考えて付けられている素晴らしいおもてなしだと思いませんか?こういった細やかな気遣いも『最上川 千本だんご』の魅力のひとつになっているのです。
『最上川 千本だんご』の営業時間やアクセス
『最上川 千本だんご』の営業時間やアクセスなど、店舗情報は以下になります。
出典:最上川 千本だんご
最上川 千本だんご
行列ができる山形県・大石田町のお団子屋さん『最上川 千本だんご』。昔ながらの製法にこだわった無添加のお団子をあなたもぜひ味わってみてください。
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